「メルカリで◯万円稼ぎました!」系のブログ、正直ちょっと疑ってる。
売値だけ見てたら、そりゃ誰でも黒字に見える。
でも実際は、もともと何万円で買ったものを、何円で手放したのか。そこを見ないと"副業"どころか、ただの大赤字だったりする。
というわけでこの記事、平成元年生まれのDINKS主婦が、メルカリ3年分の買値・売値・損益・回収率をガチで公開します。きれいな成功談じゃないです。スプシ開いて「うわぁ…」ってなった数字、そのまま載せます。
きっかけは、コロナで肋骨を折ったこと
メルカリを本格的に始めたのは、コロナ禍で肋骨を骨折したときでした。
(咳が止まらず、1ヶ月咳しすぎて肋骨が1本折れました😂 私が一番「うそん!」と思いました😂)
テレワークで家にずっといて、身体は動かせないし、時間だけある。
「せめて家の中、片付けるか…」って始めたのが、今の副業の原型です。最初から"稼ごう"と思って始めたわけじゃない。ただ、使ってないモノたちを成仏させたかっただけ。
「稼ぎたい」から始めると続かない。「片付けたい」「手放したい」から始めると、勝手に売上がついてくる。メルカリはそういうツールだと思う。
3年分の損益、全部出します(表)
はい、じゃあ本題。スプシで管理してる3年分の数字、そのまま載せます。買値(もともとの定価)・売値・回収率・梱包費、全部。
| 年 | 買値合計 | 売上合計 | 損益 | 回収率 | 梱包費 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | ¥630,880 | ¥256,661 | ▲¥374,219 | 41% | ¥8,090 |
| 2025年 | ¥582,019 | ¥164,168 | ▲¥417,852 | 28% | ¥1,996 |
| 2026年(4月時点) | — | ¥26,123 | — | — | — |
| 3年累計 | ¥1,212,899〜 | ¥446,952 | ▲¥792,071以上 | 約35% | ¥10,086 |
…うん、見ての通りです。3年で80万円近くマイナス。笑っちゃう。「メルカリで稼ぐ」どころか、「買ったものの約35%しか戻ってこない」というのが現実。
でもね、これを"失敗"と見るのか、"片付けで80万回収できた"と見るのかで、人生変わります。
なぜ「売上」じゃなく「損益」で見るべきか
SNSでよく見る「メルカリで月5万稼ぎました!」投稿。あれ、だいたい売上ベースで話してる。梱包費も買値も引いてない。
私が思うに、メルカリには2種類の人がいる。
🔴 副業メルカリ(せどり)
安く仕入れて高く売る。利益率が命。買値<売値になるように設計する。
🟢 不用品メルカリ(私)
すでに持ってるものを手放すだけ。買値>売値は当たり前。"0円で捨てるはずだったものが換金できる"が正義。
私は完全に後者。せどりじゃない。だから値下げ交渉もほぼ応じるし、早く手放したい派。「儲けよう」と思ってないから、ストレスがない。
でも数字で見ると「▲80万」って出る。それは当たり前なんです。不用品は、手放した時点で定価を失ってるから。減価償却。会計の世界で言うところの、ね。
生活に使っていた物(衣類・家具・生活用品)の売却は、所得税法上は課税対象外とされることが多いです(※1点30万円超の貴金属・美術品などは除く)。ただし「副業として仕入れて売る」は課税対象。自分のケースは税理士または税務署に確認推奨。
何が売れた?売れなかった?リアルな内訳
300件取引して、だいたい傾向がわかってきました。売れるものと売れないものが、はっきり分かれる。
よく売れたジャンル(感謝)
- Dior・シャネルの新作コスメ(リップ・アイシャドウ):季節モノは出品直後に売れる
- フェラガモの靴:記念すべき初売り。2日で即決
- Arpege Storyの服:ブランド系は検索されやすい
- ジェラピケ:意外と中古需要強い
- ユニクロ:タグ付き未使用なら割と売れる
- キャンメイク・セザンヌ:意外とプチプラも売れる。新品未使用・限定色は特に強い
売れにくかったもの(供養)
- 本:BOOKOFFのほうが早かったかも
- ノーブランドの服:写真のセンスと説明文ガチらないと埋もれる
結果的に、売上の7〜8割はコスメと服。趣味が偏ってるのそのまんま、メルカリの棚に反映されてる。笑
300件取引してわかった、売れる人の共通点
3年やってきて、「これやれば売れやすくなる」ポイント、意外とシンプルでした。
テクニック系ブログだと10個とか書いてるけど、正直2つだけ守れば十分。
① 写真がすべて
明るい場所で、白い壁の前で、真上から。これだけで売れ行き変わる。フィルターは"ナチュラル"で十分。
② 梱包は過剰なくらい丁寧に
私は全部2重。プチプチ+紙袋。コスメは割れ物扱い。届いたときの"お、ちゃんとしてる"が評価につながる。
意外にも、概要欄の文章は適当でOK。ジャンク品・使用感ありだけはちゃんと明記する。それ以外は箇条書きで十分。写真と梱包が9割。
取引300件やって、トラブルは1件だけ。それもカテゴリ設定を私がミスった時だけ(購入者さんごめんなさい、無料譲渡で対応しました)。
ハムスター並に臆病な私の「税金が怖いからやらないこと」
ここ、結構大事なので書いておく。
私は超・超・超臆病です。税金とか法律まわりで怒られるの絶対に嫌。だから以下のルールを自分に課してる。
- 買値>売値を絶対にキープ(=せどりしない)
- 年間売上もスプシで毎月記録する
- 「これ売れそうだから買う」は絶対やらない
- 住所トラブル防止のため、ジャンク品は"無料譲渡"対応にする時もある
- 利益出そうだな…と思った案件は、最初から手を出さない
特に最後のやつ。「利益が出ちゃうかも」な案件は、税金の心配が発生する時点で私のQOLが下がるので、最初からやらない。笑
これも"副業"と"不用品売却"の境界線を、自分の中で明確に引いておく作業だと思ってる。ChatGPTに「これってせどり扱いになる?」って聞きながら線引きしてます。
📝 ちゃっぴーに聞いたプロンプト例
私は自分の不用品をメルカリで売っています。 ・もともと自分で使っていた服・コスメが中心 ・買値より売値のほうが必ず安い ・年間売上は20万円以下〜数十万円程度 この場合、確定申告や税金の注意点はありますか? 一般論で構いません。最終的には税務署に確認します。
それでも私がメルカリを続ける理由
冒頭の数字に戻ります。3年で▲80万。これだけ見ると「やめたほうがよくない?」って思うかもしれない。
でも、私の中ではこう換算してる。
もしメルカリ使わず捨てていたら
回収額:¥0/家:片付く/気持ち:モヤッとしたまま
メルカリで売った場合(私)
回収額:¥446,952(3年)/家:片付く/気持ち:次の人に使ってもらえて嬉しい
「0円で捨てるはずだったものが、44万円になった」——これが私の見方。
そして売上が数字で見えると、不思議と嬉しい。減価償却後のプラス44万、全部"おいしいもの食べに行く予算"に消えてます。食いしん坊ハムスターなので🐹✨ 笑
年1万円以上は確実に売れる。家はスッキリする。夫婦でちょっと贅沢な外食に行ける。それだけで十分、私にとっての"副業"です。